こんにちは、船井総合研究所ビューティービジネスプロジェクトチームの岸本です。経営コンサルタントとして仕事するようになってから、12年と11ヶ月が経ちました。その間、恐らく300人以上の経営者とお会いし、100人以上の経営者の皆様とは顧問契約という形で深いお付き合いをさせて頂いてきました。

 仕事柄でもあり、最近新しいお付き合いを数社スタートさせて頂いたこともあって、"伸びる経営者"の特性について考える機会が多くなっております。

 このメールマガジンは具体的ノウハウを中心に述べて参りましたが、エステサロン経営者の皆様以外にも読者が多い、との由、今回は"伸びる経営者の資質と習慣"について述べてみたいと思います。

 僕のクライアントには今、全く危なげなく順調に業績を伸ばしている7社とこの不況期にも安定して業績を伸ばしている6社、何とか前年比103%を確保している2社、そして、苦戦している2社、さらには、最近お付き合いを始めた3社があります。そして、業績を伸ばしておられる13社については、やはり共通点があって、しかも、それは経営者の皆様の共通点。

 僕自身は経営者になるための資質は創れる、と心から思いますし、だからこそその資質を創るための習慣が大切だとも思っているのですが、ここでいう経営者の共通点はやはり習慣でした。

■□1)感謝の気持ちの大切さを知っている
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 極めて概念的な言葉で、"宗教?"と言われてしまいそうですが、そうなのです。例えば、従業員に対して"給料を払ってやっているのだから、感謝されることはあっても、感謝することはない!"と考えている経営者のもとで働き続けることができるのは、"安い給料で使われているのだから、見つからなければできるだけサボらないと損!"という従業員だけになることは、よくよくご理解頂けると思います。

 ただ、そんな当たり前のお話だけではなく、ここで申し上げたいのは"人"、"商材"、"店舗"、"自分"という経営者をとりまく(勿論経営者だけではなく全ての人なのですが)全てのものに感謝の念を抱き、それが行動に現れているか、ということ。

 例えば商材に感謝していれば"この化粧品は3年かかってようやく見付け出したの!"といった極めて愛情深いセールストークがお客様に話されるでしょうし、店舗に感謝していれば、"3周年記念パーティーをやろう!"という発想が売上からではなくでてくるでしょうし、自分という存在に感謝していればお墓参りをするでしょう。

 上っ面でない気持ちの動きというのは、極めて伝播力が高いもので、特にお客様から"この店がなくなったら困る!"と思われる店舗の"人"たちにはこの感謝の気持ちが現れているように感じるのです。

■□2)実行力が高い
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 一言で言い切ってしまうと、"当たり前"のことなのですが、大切なのは"体系運用力"を身に付けようとするか、どうか、ということ。ビジネス上成果を上げようと考えれば、知識を憶えるという作業をどんなに繰り返しても、それこそ百科事典を全巻憶えても成果には反映されないことは、実感されている方も多いことと思います。

 それは、例えば"販売"というたった一つの業務だけで成果を上げようとしても、そこには"ニーズを見抜き"、"分かりやすい言葉で話し"、"適切な商品をオススメする"という体系から成り立っていて、どんなお客様にも同じ"販売"は成立しません。

 ここで、僕が言う実行力とは"やってみよう!"という心的姿勢であり、"失敗から学ぶ"ことができる強さを指します。

 例えば、広告。他社との差別化が効果を上げるためのポイント、という宿命を背負っている限り、広告に絶対、はありません。だからこそ"やってみよう!"と新しい試みを正しい仮説に基づいて"実行"し、結果を全面肯定でも全面否定でもなく、正しく評価反省することでルールを創っていくことが大切になるのです。

 そして、そんな経営者の皆様の習慣に共通するのは、それがゴルフであれ、お花であれ、グルメであれ、同じことを繰り返さない、他人と一緒に楽しめることを趣味にされていることでしょうか。

 人間は癖の動物であり、癖に支配されている、というのは有名な言葉ですが、だからこそ癖、習慣を変えることで変化できるというのは紛れもない事実のように思えるのです。