こんにちは、船井総合研究所ビューティービジネスプロジェクトチームの岸本です。

 不況期はついつい目先の売上に目がいってしまって、先のことを後回しにしがち、というのは自分も含めて自戒しなければいけないことなのですが、僕のクライアントで安定して業績を上げておられる皆様は、やはり、先の対策を着実に実行されてきた結果今があります。

 僕の"ブライダルで売上をあげましょう!"(http://www.funai-esthe.com/mail_baknumber/20090731.php)とか、"新規売上に頼らない売上モデルを創りましょう!"(http://www.funai-esthe.com/mail_baknumber/20090501.php)といった、年初から(ブライダルについては8月位ですが)申していた戦略を忠実に実行して頂いています。

 だからこそ、僕の役割は少し先の提案をすべきで、読者の皆様からすれば、まだ、年始のお話は実感が湧きにくいかもしれませんが、今回は年明け企画について述べて見たいと思います。

 もうさすがに今の段階で、単なる年賀状をお客様に出しておられるエステサロンは少ないと思いますが、多くのエステサロンでは、1月、2月は閑散月に当り、有効な売上アップ策を打てずに"我慢の月…"を決め込んでおられる場合も多いのではないでしょうか?僕自身、1月、2月は売上にこだわって、お客様を減らすような企画を打つべきではない、とも日頃より主張しているのですが、閑散月だからこそ、お客様との関係を深めることができる、というのも、もう一面の真実なのです。

 勿論、エステがここまで普及した今となっては、単なるディスカウント企画に有効性など何もないに等しいのですが、主旨、考え方が伝わった場合には3~20倍の効果(当社比)を発揮してくれます。要は、企画の考え方なのですが、ここでは、そのポイントを挙げて見たいと思います。

■□クリスマスカードとしてダイレクトメールを送る
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 僕の自宅には、例年300枚ほどの年賀状が届きます。基本一枚一枚丁寧に読みますが、ダイレクトメールは後回しにします。一年で最も大量に郵送物が届く時は、さすがにお客様に読まれる確率も低く、これを、日本では普及していないクリスマスカードとして、12月24日に到着するように送るだけで、読まれる確率は単純計算で100倍以上になります。また、副産物として、年末年始休業のご案内も出来、年始企画、特に1月1日から休まず営業される場合など(都心部に多いですね)は、年始の集客にも役立つという、2~3役を担わせた年賀状となるのです。

■□年始企画は閑散期ならではのものにする
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 繁忙期にすべき企画と閑散期にすべき企画に大きな違いを持たせるべきなのは、もはや当たり前かも知れません。その中でも一番重要なのは、閑散月ならではの企画とすること。つまり、日頃充分にとれない顧客コミュニケーションを深める企画です。例えば、"たっぷり3時間、お好みエステティシャン独り占めコース"や"お友達グループでサロンのおうち化5時間"なんかがこれに該当しますが、特に、一月にはかなり有効な方法といえます。

■□ノベルティは家に飾れるものにする
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 一月という時期は新しい習慣を始めやすいこともあって、カレンダーなどの習慣に関係するノベルティは非常に有効といえます。(http://www.funai-esthe.com/report.php
  元来、エステサロンは自宅滞在時に思い出されることが少ない業種でもあり、思い出す回数が多くなるほど、サロンに対するロイヤリティが高くなることは、皆様にも同意頂き易い所だと思いますが、そのためには、家に飾って貰えるノベルティをお渡しするというのは、思いのほか有効なのです。

 2006年来の業界内世代交代期に必要なこととして、僕が主張し続けていることはとてもシンプルで、売上だけを追うのではなく、関係が深いお客様の人数を徹底して増やすことを追及することが大切、ということでした。その意味で、一月という時期は売上という点では閑散期なのですが、その年の業績を占うという意味でとても大切な月になるのです。