こんにちは、船井総合研究所ビューティービジネスプロジェクトチームの岸本です。

 たまには、私たち船井総研エステチームのことを書いて見ようと思います。1996年9月にエステ業界向けのコンサルティングを始めて13年と3ヶ月が経ちました。その中で、私たちが取り組む内容も随分変わってきました。

 当初は、エステ業界が伸び続けていた時期ということもあり、業績アップだけを主体にしたコンサルティング展開でもありました。50万円の広告で200本の反響を得る方法、コース契約率を20%アップするためのカウンセリングツール、オープン3ヶ月目から利益を出せる立地選定法…等々。

 コンサルティングスタイルも、月一回クライアントに伺い、経営者、経営幹部の皆様と打合せをし、戦略決定からミーティングという流れでした。それらは多分エステ業界にとってある意味、幸せな時代。目先の売上を追うことと、幸せが一致していた稀有な時期。

 今私たちが向かい合わねばならない時代は、そんな幸せな時代とは全く違う厳しい時代となりました。

しかし、とも僕は思うのです。今の方が健全で、正しい努力によって差が目に見える時代とも。

 必然私たちも変化しなければなりません。方法、ノウハウだけを提供するコンサルティングから脱却しなければなりません。方法、ノウハウはより磨き上げ、その上で、時流適合し、幅広い情報提供が可能となるように。

 今僕が考えていることは3つ。1つ目は、この"エステ業界"が健全な業界として100年という単位で繁栄するための業界戦略。業界が自分たちの利益のことしか考えなければ、衰退どころか滅びることは数多の歴史が証明しています。今一度、業界全体の生存領域(=ドメイン)を考え直した上でのビジネスモデル提案が私たちの仕事のように思います。

 2つ目は、エステティックカウンシルの結成。現在私たちが主催している"超実践型エステティックサロン現場事例研究会(http://www.funai-esthe.com/kenkyu.php)"は二十数社のご参加を頂いており、好評でもありますが、歴史が動くときに必要なのは志を同じくする人の数だということもまた、歴史が証明しております。

 そして、最後は世界レベルでの知識向上。製造、メーカーの業界は言うに及ばず、流通、情報、果てはスポーツの分野に至るまで、もう日本だけではビジネスが考えられない状況となっています。しかし、ことサービスという分野に限って言えば、外資の流入はあっても、交流は非常に少ないのが現状ともいえます。エステ分野では、外資の流入すら殆どない状態です。勿論、交流が多い状態が正しいと僕も思っているわけではなく、世界の中での日本のエステの位置を正しく知ることが10年単位での業界に必要と考えているのです。ここにも、私たちの仕事があると思うのです。

 そんなことのために、具体的にはまず、来年以下の3つのことを始めようと考えています。


■□ポイントその1 機関誌の発行
……………………………………………………………………………………………
 表面上のノウハウではなく、必要な戦略を具体化させるための方法をお知らせすることを主眼としながら、幅広い情報提供もまた、同時に実践していきたいと考えております。

 3ケ月単位の短期時流変化に伴う戦術提案は言うに及ばず、最新機器、商品のメーカー情報提供、最新成功事例紹介、新業態レポートなどをコンテンツとした機関誌。どうぞご期待下さい。


■□ポイントその2 海外視察ツアーの主催
……………………………………………………………………………………………
 実はもう具体的に企画中なのですが、まだ、ハッキリと決定していない部分があり、決定次第皆様には優先的にお知らせしたいと思っています。具体的にはサロン情報に留まらず、メーカー情報、ヨーロッパ業界体感などを感じ取れるものにできれば、と考えております。


■□ポイントその3 研究会総会の実施
……………………………………………………………………………………………
 現在、私たち主催の"超実践型エステティックサロン現場事例研究会"(http://www.funai-esthe.com/kenkyu.php)は所謂勉強会の形をとっておりますが、ここに一体感を持って変化にあたるための会合を創ろうと思っております。まだまだ企画段階ですが、盛り上がるもの、一大イベントと呼べるものを目指しておりますので、ご期待下さい。

 新しい時代に対応するための方法論は、常に新しいことに対する感性を必要とするように最近強く感じます。僕が来年やろうと思っていることは、全体観の中で自分たちの役割をより、早く、強固に果せることです。ご興味をお持ち頂ければ幸いです。