『美容診療クリニックの話』

 こんにちは、船井総合研究所ビューティービジネスプロジェクトチームの
岸本です。
今回は少し、目先を変えて美容診療クリニックのお話を。


 
■□美容外科クリニックのコンサルティング
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僕自身は、エステティックサロンのコンサルティングを進めていく上で、共存
領域のことも理解を深めなければいけない、という思いから、2002年から
美容外科クリニックのコンサルティングを開始していました。

当初、美容外科とエステティックサロンは全く別の業種といって良いほどお客様
の競合はなく、クリニックはクリニック、エステはエステという状態でした。
それが、一昨年くらいからでしょうか、お客様の中でクリニックとエステを比較
する女性が増えてきました。 
 
同時にそれぞれの経営者の皆様が競合認識をされ始め、クリニックの先生方は
エステの価格の優位性(安いということです)を気にされ始め、エステの社長の
皆様はクリニックの規制上の優位性(結果を謳えるということです)を気にされ
始めるようになりました。

船井総研には“力相応一番”という考え方があります。自社が一番になれる領域で
能力に応じて一番になることが経営上望ましいという考え方ですが、
今の、クリニックとエステの2業界が考えなければならないのはまさにここだと思う
のです。
 僕が、経営コンサルタントを14年間続けてきて強く感じているのは、美容領域に
限らず業種には宿命があるということ。例えば、クリニックには医師が経営者である
限り、学術的に証明された方法で患者の結果と誠実に向かい合うという特性があります。
だからこそ、クリニックは結果を出すために存在する宿命を背負っていると言えるかも
しれません。
例えば、エステティックサロンは“女性を美しくする”ということに使命感を感じて
経営を始めた方が多い業界であり、それを現場から学ぶ必要に迫られて発展してきた
業界です。
だからこそ、居心地の良さ、サービスの品質というものに対してこだわらなければなら
ない、という宿命を負っているように思えるのです。


■□美容診療クリニックとエステティックサロンの今後
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美容医療については、広告規制や薬事法、医師法との関連で経営上随分と制限がある
ことは事実です。ただ、それが診療科目表現(美容皮膚科が許可されました)や、
広告規制の一部が緩和されるなど、一般に開かれた業界へ向っています。
遠からず、脱毛やケミカルピーリング、レーザー治療といった種目については
美容クリニックの専門領域になっていくでしょう。
 
僕にとってはそれぞれの業界が大切な業界であり、特にこの原稿をお読み頂いている
エステサロン経営者の皆様にとって大切なのは、エステにしかできないことを追求すること。
それは、サービスの品質であり、結果だけを追求するのではなく、結果を出すために必要な
施術を受ける環境(エステティシャンや施術ルーム等)を徹底して追及することのように
思うのです。


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